今年初めにLG UltraFine 4Kディスプレイが販売終了となったのに続き、Appleのオンラインストアでは本日、UltraFine 5Kも販売終了となったことが発表されました。この変更は、Appleが独自の31.6インチ6Kディスプレイを準備しているとの噂が流れている中での発表です。

Appleのオンラインストアでは、LG UltraFine 5Kディスプレイの在庫がまだ残っています。これは、Appleが将来的にこのモニターの在庫を補充することを示唆している可能性があります。一方で、Appleにおけるこのディスプレイの販売終了を意味する可能性もあります。

Appleのウェブサイトに掲載されているLG UltraFine 5Kは、配送のため「完売」となっています。Appleは、2017年初頭に干渉問題によるリコールが発生して以来、UltraFine 5Kディスプレイを実店舗で取り扱っていません。ここ数週間、UltraFine 5Kのオンラインでの在庫状況は変動しています。昨日時点では、配送予定日は5月下旬から6月上旬とされていました。

LG UltraFine 5Kは、B&Hを含む一部のサードパーティ小売店で引き続き販売されています。より小型で手頃な価格のLG UltraFine 4Kも、Best Buyを含むサードパーティ小売店で引き続き販売されています。Appleは先月、LG UltraFine 4Kをオンラインストアから完全に削除し、Appleでは同製品を購入できなくなったことを顧客に通知しました。

Appleは2016年に単体ディスプレイ市場から撤退し、Thunderbolt Displayの販売を中止し、ユーザーにサードパーティ製のディスプレイを勧めました。同年後半、AppleはイベントでLGと共同で2種類の新しいUltraFineディスプレイを開発したと発表しました。当初のパフォーマンス問題があったにもかかわらず、AppleはLG UltraFine 4Kを699ドル、UltraFine 5Kを1299ドルで販売しました。

しかし、2017年にAppleは、新しいモジュール式Mac Proと新しいApple DisplayでPro市場への注力を倍増させると発表しました。

Appleは現在、自社製の31.6インチ6Kディスプレイを準備中です。このディスプレイは今年の第2四半期または第3四半期に発売されると報じられています。価格はまだ不明ですが、来月のWWDCでティーザーが公開される可能性も否定できません。Appleの6KミニLEDディスプレイについてわかっていることすべてをまとめた記事は、こちらをご覧ください。

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