米国の通信事業者2社がiPhone 7の予約注文数が過去最高を記録したと発表した後、サプライチェーン筋によると、Appleは年末までにiPhone 7を約1億台生産することを目指しているという。これは当初の予想を大幅に上回る数字だ。

情報源は Digitimesで、その実績はまちまちだが、新型iPhoneの売れ行きが予想を上回っているというキャリアの報道とある程度一致する。情報筋によると、Appleの当初の受注量はiPhone 6sの時よりも15～25%少なかったものの、需要に応じて増加しているという。

この報道によると、Appleは10月中旬以降、需要の現状をより明確に把握し、受注が確定する可能性が高いという。以前の報道では、Appleは当初7,200万台から7,800万台程度の生産を目指していたとされていた。

Appleは今年の発売初週の売上を公表せず、初期の売上は需要よりも供給に左右されると述べている。7月のガイダンスでは、売上が期待外れになると予想されていたが、今や状況はむしろ明るい兆しを見せているのかもしれない。

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